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歯肉炎・根尖膿瘍
概要
歯垢中の細菌が原因となって起こる炎症です。
歯の根っこ(根尖部)やその周囲で感染、炎症が起きることによって膿だまりが形成されます。
鼻炎や副鼻腔炎にも発展する場合があります。
症状
歯肉の腫れや出血、口臭、食欲不振
検査・診断
視診およびレントゲンなど
治療
全身麻酔による歯石除去、排膿
(麻酔なしでの歯科処置は動物のストレスが強く負担になり、洗浄液を誤嚥してしまうことも考えられるため、安全かつ正確な処置を行うため全身麻酔が必要です。)
根尖部にまで感染が及んでいる場合は、抜歯を行い縫合します。
歯の表面を磨き、口腔内を洗浄します。
術後は抗菌薬を処方します。
予防
広範囲まで広がった歯周炎を完全に回復させることは困難なため、日頃の歯みがきケアと定期的な歯科検診が重要です。
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