top of page
検索
執筆者の写真OKEANOS ,Inc.

動物病院での検査、何がわかるの?


こんにちは⛄️


日々の診療の中で飼い主様とお話していると、こんなご意見を頂くことがあります。


検査ってどんなことをやるの?

何がわかるの?

身体への負担はないの?



大切なご家族のことで大きな不安を抱えていらっしゃる方も多いので、今回は動物病院で行う一般的な検査について、お話したいと思います。



まず検査を行う目的としては

①病気の予防と早期発見

②どんな病気があるのかを見つけ治療を行う

③治療の効果を判定

以上の3つを考えています。



当院ではこのような検査を、動物の身体優先に、慎重に行なっております🤲🏻




【身体検査】


発熱/低体温

脱水、粘膜色

四肢/脊椎など身体の疼痛

リンパ節の腫れ

歯周病、口内炎の有無

膝蓋骨脱臼の有無など




【血液検査】¥11,000(税込)


貧血や感染症/炎症の程度。

各臓器の機能、電解質異常、代謝の異常がないか調べます。

採血は後ろ足にある伏在静脈か、首の頸静脈から行います。

動物が楽な体制で行いますが、動いてしまうと採血できないので、1人または2人で保体を行います。




【胸部レントゲン】¥4,950(税込)


気管/気管支や肺の評価、心拡大の有無を確認するために行っています。




【心臓エコー】¥5,500(税込)



心臓の血流について評価し、心不全の有無や弁逆流のなどを確認するために行っています。




【腹部エコー】¥5,500(税込)



腎臓・肝臓など各臓器の大きさや形の異常、消化管の動きや膀胱結石の有無、腫瘍がないかどうかの確認を行います。


これらの画像検査を行う場合は、前肢と後肢を2人で保定し、動物に横になってもらいます。




動物はみな緊張しているので、常に声をかけながら、優しく一緒に検査を行いますが、あまりの恐怖心で攻撃性をもってしまい、検査を正確に行うことが出来ない場合もあります。

そういった場合は検査を諦めるのではなく、鎮静処置を行います。

動物の精神的負担も減らしてあげることも、大切な選択肢だと思っています🪴



どんなに優秀な獣医師でも、症状と身体検査だけで全てを把握することはできません。

また、動物は身体の不調について話すことも出来ないので、検査を怠り治療が遅れてしまう可能性もあります。




知らない間に病気が進行していることを防ぐためには、やはり健康診断が大切ですよね⚠️


健康であれば動物病院に行く機会は少ないと思いますが、大切なご家族と長く一緒に過ごしていけるために、当院では健康診断を年に2回と推奨しています。



お散歩の途中🐕

トリミング🐩

おやつの購入🐈



いつでも当院にお立ち寄り頂ければ、日々の健康管理や病気の相談について、一緒に考えて勉強していけたらと思います!


不安なこと、気になることがあれば、いつでもご相談くださいね✨



動物たちと飼い主様との距離を縮め、色々な事を共有できればと始めたブログですが、今後も少しづつ継続していきたいと考えています💡


聞きたいこと、知りたいことがあれば、ブログのテーマとして出来る限りご対応させて頂きたいと思いますので、随時募集中です!

いつでもコメント頂ければ嬉しいです✨


これからも、武相動物病院をよろしくお願い致します!


閲覧数:18回0件のコメント

最新記事

すべて表示

コメント


bottom of page