top of page
検索
  • 執筆者の写真OKEANOS ,Inc.

猫の眼球摘出術について

犬の眼球摘出に関しては過去の記事も参照して下さい。


今回の症例ではかなりショッキングな写真も含まれますのでご覧になられる方は、了承の上お進み下さい。


猫で眼球摘出を行う場合

腫瘍でなければ基本的には内科的な治療でのコントロールを目指しますが、内科的な治療では限界の場合は手術を考慮します。適応は、眼球内腫瘍、結膜や瞬膜にできた腫瘍の拡大切除、牛眼(眼球の突出した眼)などが適応となる。



実際の症例①

MIX 11歳 上瞼にできものという主訴で来院


眼の結膜という部分にできた腫瘍であり、細胞診ではメラノーマという結果でありマージン確保の為眼球摘出に至りました。

術後の傷口の様子です。


術後1ヶ月で毛も生えてきて、本人も快適に過ごしているようです。再発がないか経過を追っています。



実際の症例②

野良猫保護 年齢不詳

こちらは牛眼(眼球の突出した眼)と言われるものです。



かなりショッキングな写真ですが、外で何かしらの強い外傷から生じたものだと思います。


術後2週間の写真がこちら

まだ少し瘡蓋が残っていますが、順調に回復しています。

家の環境にも順応してきているようで、今後の快適な猫ライフを願っています。


ご相談やセカンドオピニオンにも対応しておりますので、当院までお越しください。

※当院は予約制となっております。事前にご連絡頂きますようにお願いいたします。

※医療関係者様からの手術の依頼、相談等も受け付けております。



武相動物病院 獣医師 岩屋大志郎


閲覧数:25回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page