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OKEANOS ,Inc.
2023年8月10日読了時間: 2分
肛門嚢切除術について
肛門嚢(のう)とは 肛門腺とも言われる、肛門の傍にある匂い袋です。(スカンクはここから強烈な匂いを出します) 肛門の左右、4時、8時方向(下の写真の緑部分)にあり、排便時に外肛門括約筋が収縮することで、便と一緒に内容物が排泄されます。...
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2023年8月4日読了時間: 2分
潜在精巣(摘出術)について
潜在精巣とは: 精巣が適切な時期に陰嚢へ下降せず、お腹の中や鼠径部(後肢の付け根の皮膚の部分)に留まってしまう状態で、「陰睾」、「停留睾丸」、「腹腔内精巣」などとも呼ばれます。 診断: 生後半年を過ぎた時期に陰嚢を触ってみても2つなければ潜在精巣を疑います。...
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2023年7月22日読了時間: 2分
猫の眼球摘出術について
犬の眼球摘出に関しては過去の記事も参照して下さい。 今回の症例ではかなりショッキングな写真も含まれますのでご覧になられる方は、了承の上お進み下さい。 猫で眼球摘出を行う場合 腫瘍でなければ基本的には内科的な治療でのコントロールを目指しますが、内科的な治療では限界の場合は手術...
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2023年7月14日読了時間: 3分
ひも状異物の誤食(開腹術)について
猫は一般的に犬よりも異物の誤飲は少ないですが、猫で多くみられ、危険性の高い誤飲の原因として、ひも状異物があります。 ひも状異物の具体的な例として ・ 玩具についているひも ・靴ひも ・袋のひも ・糸 などが挙げられます。...
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2023年7月12日読了時間: 2分
唾液腺嚢胞(摘出術)について
唾液腺嚢胞とは 犬の唾液は、耳下腺、頬骨腺、下顎腺、舌下腺などの大唾液腺と、軟口蓋、唇、舌、頬に散在している小唾液腺より分泌されています。唾液腺嚢胞は大唾液腺導管の閉塞や裂開により、唾液が皮下組織に漏出し貯留して発症します。舌下腺によるものが最も多く、ガマ腫と呼ばれることも...
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2023年7月11日読了時間: 3分
皮膚の肥満細胞腫について
肥満細胞腫とは 皮膚や皮下に多くみられる悪性の腫瘍です。同じ肥満細胞腫でも、手術で根治の狙える悪性度の低いものから、急激に進行する悪性度の高いものまで、かなりのバリエーションがあり、腫瘍の悪性度により治療法もさまざまです。...
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2023年7月10日読了時間: 3分
歯石除去に抗生剤って必要?
【武相我々の動物病院での抗生剤の使用について】 武相動物病院では、歯石除去や抜歯の際に術前・術後にクリンダマイシン(CLM)という抗生剤を使用しております。この記事では、そのCLMの特性と、我々がどのように使用しているかについて詳しく解説します。 【クリンダマイシンとは】...
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2023年7月5日読了時間: 5分
本当は怖くない鎮静剤
獣医師の日野です。 皆さんは鎮静剤と聞いて、どのようなことを想像しますか? ☑️ 麻酔と同じでしょ? ☑️ 身体に副作用があってリスク高そう ☑️ 怖い 飼い主様とお話ししていると、どうしても上記のような印象が独り歩きをしている印象を受けますが...
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2023年7月3日読了時間: 2分
麻酔外科学会での発表 猫の漏汁胸に対して外科的矯正を行なった13例
獣医師の岩屋です。 今回は自分が携わってきた手術がこういう形で世の為になるかもしれないというお話です。 以前のブログでも紹介しました猫の漏斗胸整復術 生まれつき、胸骨が変形していることで呼吸器や心臓を圧迫する怖い病態です。...
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2023年7月2日読了時間: 2分
猫の橈尺骨骨折整復術
一般的に骨折の中でも非常に多いとされているのが腕(橈骨と尺骨)です。 若齢のワンちゃんや犬種によっても発生率が高いことが知られています。 好発犬種: 小型犬(トイプードル、ポメラニアン、チワワ、イタリアングレーハウンドなど)は橈骨・尺骨が非常に細いため、容易に骨折を引き起こ...
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2023年5月21日読了時間: 1分
若齢期恥骨結合癒合術について(JPS:Juvenile Pubic) Symphysiodesis)
今回、お話しするのは股関節形成不全に対する予防的外科手術の選択肢の1つです。 主に大型犬の成長期(生後3−4ヶ月齢)までに実施する手術であり、将来的なDI値(股関節の緩みの評価値)を低くすることが期待されている。 手術概要:...
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2023年5月13日読了時間: 2分
腸重積(解除術)について
今回は特に若い犬で多い腸重積についてご説明したいと思います。 仔犬や仔猫の体調不良の中で大きく占めるのが下痢や吐き気です。ほとんどの場合は一過性で終わってしまうのですが、まれになかなか治らず、急速に衰弱していくこともあります。...
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2023年5月13日読了時間: 4分
椎間板ヘルニアについて
犬の椎間板ヘルニアとは 椎間板ヘルニアの話しの前に、脊髄と椎間板の話をします。脊髄は脳からの指令を伝えるために脊椎(背骨)のなかの空間(脊柱管)を通っています。犬の脊椎(背骨)は頸椎が7本、胸椎が13本、腰椎が7本の合計27本からできています。これらそれぞれの脊椎の間には椎...
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2023年5月12日読了時間: 5分
脾臓の腫瘍(摘出術)について
脾臓の腫瘍について 脾臓はリンパ系器官の中で最も大きな臓器で、主な作用は血液のろ過や貯蔵、造血、免疫機能等さまざまな役割を果たしています。脾臓腫瘍は犬では比較的発生頻度の高い腫瘍の一つです。脾臓の腫瘍は大きくなっても症状が認められず、超音波検査等で偶発的に発見されることもあ...
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2023年5月11日読了時間: 4分
前十字靱帯の断裂(整復術)について
前回の記事に続くお話です。前回の記事はコチラ 犬の前十字靭帯について 前十字靭帯とは後肢の膝関節の中にある靭帯です。犬が運動するときに膝関節が安定して屈伸運動ができるように働いています。 犬の前十字靭帯断裂について 前十字靭帯(下図の赤い部分)は様々な原因で完全にあるいは部...
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2023年4月23日読了時間: 5分
糖尿病について
糖尿病は、色んな臓器のインスリンが不足して、血糖値が高くなる病気です。 様々な臓器に悪影響を与えて、水を飲む量が増えたり、尿量が増えたり、痩せてきたり、様々な症状を出す病気です。 はじめに 生物は、生きていくためにエネルギーが必要です。生物のすべての細胞は、エネルギーを必要...
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2023年4月14日読了時間: 3分
その痛み本当に膝ですか
今回このブログを書こうと思った背景として、最近整形外科の病院としての認知も広がってきており紹介を受ける機会も多くなったのですが ・膝が悪いので見てほしい ・昔から膝は悪いと言われている ・パテラと言われた こういって来られた患者様で原因が膝以外であるケースが非常に多いからで...
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2023年4月11日読了時間: 6分
まずい‼️本当の救急…ラスト‼️
もうすぐ春の予感がしますね☺️🌷 獣医師の日野です🌿 突然ですが最近、武相スタッフ皆で、バトミントンをしに行きました🏸笑 スタッフ皆スポーツ好きが多く、スラムダンクの話題で盛り上がったり、サッカーW杯も集まってスクリーンで観戦する仲なんです😆...
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2023年3月31日読了時間: 2分
犬に寄生するマダニって?
・犬のマダニについて マダニは、草の先端などで犬や人間へ寄生する機会を狙っています。やぶ・草むら・公園・川原など少しでも緑がある場所は注意が必要です。 ダニの活動時期は春から夏と言われていますが、通年活動している種類もいます。 孵化した幼ダニは、 寄生して吸血する...
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2023年3月8日読了時間: 2分
膀胱〜尿道結石摘出術
前回の尿管結石の記事はコチラ 尿道に結石が詰まってしまい、排尿ができなくなる状態を繰り返すワンちゃんでした。 結石の成分によっては、食事管理で溶かすこともできますが、一定のサイズ以上になると困難なことが多く、いつまた詰まるか分からない状態が続くことは決して良いことではありま...
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