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  • 執筆者の写真OKEANOS ,Inc.

まずい‼️本当の救急…ラスト‼️

もうすぐ春の予感がしますね☺️🌷

獣医師の日野です🌿









突然ですが最近、武相スタッフ皆で、バトミントンをしに行きました🏸笑





スタッフ皆スポーツ好きが多く、スラムダンクの話題で盛り上がったり、サッカーW杯も集まってスクリーンで観戦する仲なんです😆



各々が違う方面で活躍していく中で、お互いの気持ちや行動を認め、高め合いつつ、これからも良いチーム作りに励んでいこうという目標を目指すには、まずはスポーツでしょ🤣と、アクティブなスタッフばかりです🙋🏻‍♀️🙋🏻



ちなみに、獣医師3人は学生時代からサッカー部として同じチームでした⚽️


卒業後、それぞれがいろんな知識や経験を経て、この武相に集まることになりましたが、何だか引き寄せられたご縁を感じます〜🤲🏻






さて‼️‼️


とうとう残り3つの疾患となりました🤔



これら3つは、私がかなり治療に苦戦した病態です。



病気を知り、小さな異常を察知することで、早めの対応ができると、生死に大きく関わります。



またまた超大作ですが、お付き合いいただけると嬉しいです🚑









3.尿道閉塞




えっ、おしっこで⁉️

と思った方、いらっしゃいますか❓


結論からお伝えしますが、尿道閉塞は命に関わる病態なんです。





なぜかというと

  • 電解質異常に伴う不整脈や循環不全🫀

  • 急激な腎機能低下に伴い、尿排泄ができなくなることで、全身に毒素が循環する(尿毒症)



など、これらが命を落としてしまう直接的な原因です。



来院時、すでに不整脈が認められ、循環不全によりぐったりしている症例も多く遭遇し、検査や治療中に、急変することも多々ありました。





膀胱結石などの結石症で、治療中の動物はたくさんいると思います。



体質や食事のバランスによって、ミネラル沈着が起こり発症する結石症ですが、結石の場所や石の大きさによってはおしっこが出なくなり、命に関わる状態になることがあるんです。





1番注意して欲しい症状は


🚨おしっこが出ない(特に雄猫)


です‼️




尿が出ない理由は、結石症に伴う尿道閉塞以外にも

  • 脱水

  • 膀胱炎

  • 閉塞性腎障害以外の腎障害(腎盂腎炎や薬物/中毒物の摂取に伴う急性腎障害など)

  • 熱中症や敗血症に伴う臓器障害


などがあり、閉塞解除の処置に加え、その他の治療も必要になりますので、原因の精査が必要です。



 

この病気は、身近な病態から悪化し、急変するにも関わらず、意外と知られていない疾患だったので、3番目として選出致しました💭




⚠️動物の排尿には注意し、朝から夕方まで排尿がない場合は早めに動物病院を受診しましょう‼️








2.肺水腫、肺炎、猫喘息などの呼吸器疾患





救急病院🚑に運ばれてくる症例で、特に私自身が病態について、とことん考え、治療に苦戦し、生死に関わる状態のまま、大切なご家族様をお預かりしなければならない病態だったのが、こちらの呼吸器疾患です。






これら呼吸器疾患が疑われる場合は毎回、お預かりする際に、「入院中の心配蘇生の希望」を聞いていました。



なぜなら、病態の進行に伴い、すでに治療が追いつかず、呼吸が止まってしまうことで、入院中に亡くなってしまう子も多くいるからです。






飼い主様が異変に気付くポイント(症状)は


  • 呼吸が速く、身体を使って呼吸している

  • 首を伸ばして呼吸している

  • うろうろと落ち着きがない

  • 寝れない

  • 呼吸と一緒に、痰が絡んだ音がする



などです。



呼吸器疾患の代表例として


🫁肺水腫


🫁肺炎


🫁猫喘息(好酸球性気管支肺炎)


🫁上気道疾患



などがあり、それぞれ原因も治療も異なります。







そして厄介なことに、上記病態含め、呼吸器疾患はその場で確定診断ができないことに加え


🫁それ以外の肺疾患


というのも存在するため、基本的には




  • 飼い主様から聴取する問診

  • 検査結果

  • 症例の経過

  • 治療反応



から、病態の解明を試みることがほとんどで、あとは治療経過次第で、ようやく病態を把握をすることがほとんどてす。




下記⏬の状態に当てはまる子は、呼吸器疾患に罹患する可能性があります🚨




  • 心疾患の罹患

  • 普段から咳をしている

  • 水を飲んだ後など、よくむせる

  • 短頭種などの犬種

  • 強制給餌をしている

  • てんかん発作後

  • 外傷後

  • 胸水貯留抜去後

  • 子犬でお迎えしてから咳をしている

  • 電源コードを噛んだ

  • 防水スプレーを吸い込んでしまった

  • 輸血後

など



これら、呼吸器疾患に陥りやすい項目に当てはまった子は、日頃から気をつけていただき、呼吸器症状が疑われた際はすぐに動物病院へ相談してください。



治療が遅れたり、病気が進行してしまった場合はもちろん、最大限の治療を行なっていても、全力の呼吸が続くことで本人の体力が奪われ、呼吸が先に尽きてしまうことも稀ではありません。



どうかこんな病気にならないために、普段から愛するご家族様の様子を気にしていてあげてください。




そして、検査でしか分からない病気があることも事実ですので、うちの子は健康だから🎵と先入観を持たずに、健康診断を行っていただきたいと思います。 


事前に知っておくべき情報を取り入れ、適切な行動を取るには、私は1番の手段だと考えています。







1.心肺停止







心肺停止のサインは


  • 呼吸が止まる

  • 心臓が止まる

  • 意識、反応がない


の3つです。




ただ

  • 不十分な呼吸(死戦期呼吸)

  • 心臓の震え(不整脈)

も含まれるため、飼い主様が見極めるのは容易ではありません。




深刻な病態の結末として心肺停止に至りますが、その際の唯一の対応は、心肺蘇生です。



心肺蘇生法とは

  • 心臓マッサージ

  • 人工呼吸による呼吸

  • 薬剤投与

により成り立ちますが、複雑なルールがあります。



そしてルール通りにできるかどうかは、救命成功へのひとつの通過点です。 




私は以前の夜間病院で、救急疾患への対応や、今にも心肺停止に陥ってしまいそうなショック状態の患者様の診察、治療に、たくさん携わらせていただきました。










病気の進行によって途絶えてしまいそうな命を続ける、というのは簡単なことではなく、残念ながら救命率は極めて低いのが現実です。



そして心肺蘇生は、あくまで状態の改善、であり、病気の治療ではないのです❤️‍🩹



心肺蘇生法により、命の存続が可能になったとしても、そこからようやく、病気の治療が始まります。



奇跡的に心拍が再開しても、病気の治療を終える前に、途中で力尽きてしまう患者様がほとんどで、生存し退院した症例は、救急対応に慣れたスタッフが全力で対応しても1年間に1頭の確率でした。




心肺蘇生を行うことも大切ですが、残り少ない時間をご家族様で過ごす、ということも、大切な選択肢のひとつと強く感じています。




たくさんの患者様に出会い、救急を追求してきた私が一番学んだことです。




ご家族さまのご意向に寄り添い、一緒に悩み、納得のいく決断ができるよう、日頃の診療から意識し心掛けております。






4回に渡り、救急疾患のご紹介をしてきました。



ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました🙇🏻‍♀️




当院では、慢性期疾患などの一般診療はもちろん、救急疾患についても力を入れております。




今回の救急疾患には紹介しきれなかった


  • 中毒

  • 誤食、消化管閉塞

  • 糖尿病、ケトアシドーシス

  • 骨折、靭帯断裂


なども救急疾患にあたります。





お困りの際はいつでもご相談ください🙋🏻‍♀️🙋🏻



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