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脛骨粗面剥離骨折について

  • 執筆者の写真: OKEANOS ,Inc.
    OKEANOS ,Inc.
  • 2022年9月16日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年7月2日

こんにちは、武装動物病院~長津田~院長の岩屋です。


本日は脛骨(後足の膝下〜足首までの骨)に起こるトラブルについてのお話です。


病態:

1歳以下の若いワンちゃんに多い骨折です。成長期のまだ骨が弱い時期に、外から強い力が加わることで、膝の靭帯付着部の骨がはがれてしまう骨折です。


放置すると前十字靱帯の断裂のリスクが非常に高まることや、脛骨近位の成長板の剥離骨折も続発します。積極的な外科手術が推奨されます。


実際の症例:フレンチブルドッグ 7ヶ月齢



症状:

脛骨粗面剥離骨折を患った犬は、地面に足をつくことを嫌がるようになり、触診上では膝を屈伸させると疼痛が見られるようになります。



治療:

変位が少なければギプスなどの外固定なども治療の選択肢となりますが、活発な犬種や、大きくはがれている場合は、写真のようにキルシュナーワイヤーで固定する手術をします。




2ヶ月後 インプラント除去


お家に来たばかりで、活発な子で起きている印象が強いです。

何か心あたりのある方は当院までご相談下さい。

当院ではセカンドオピニオン、手術の依頼等もお受けしております。


※当院は予約制となっております。

事前に予約のご連絡お願いいたします。   

TEL050-1807-1120

 
 
 

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